梅雨前線が西日本付近に停滞し、九州では記録的な大雨になっている。２２日も大気の状態は不安定で、九州では非常に激しい雨が降る所がありそうだ。

　鹿児島県伊佐市大口では２１日午後７時すぎまでの１時間に８３．５ミリと、６月としては一番多い猛烈な雨が降った。２２日も九州では大雨になるおそれがある。

　２３日朝までに予想される雨の量は、多い所で、九州北部で２００ミリ、九州南部で１５０ミリ、四国で１２０ミリ、中国・近畿で１００ミリとなっている。

　九州では北部を中心に午前中は雨が強まる所がありそうだ。中国・四国・近畿でも雨が強まる時間がある見込み。また、夜になると、九州北部には再び活発な雨雲がかかる見込みで、土砂災害などに厳重な警戒が必要。