広島市中区の原爆資料館は、アメリカ・オバマ大統領の見学をきっかけに、この１か月の入館者が４０％近くも増えた。

　原爆資料館によると、オバマ大統領が見学した翌日から１か月間（５月２８日～６月２６日）の入館者は１５万６６８４人と、前年同期比で３８．８％増えた。特に外国人は１０万７５２人と前年同期比で５５．５％増加し、去年の同じ曜日で見ると、約３倍の日もあった。

　さらに、今月９日からオバマ大統領の折り鶴が公開されてからは、来館者数は去年より５０．２％増えている。

　原爆資料館は、オバマ大統領の見学で多くの観光客の関心が高まったとみている。