ヤマト 配達日時告知装う不審メールに注意
宅急便の配達日時を知らせるメールを装った不審なメールが届いたとの相談が顧客から相次ぎ、ヤマト運輸が注意を呼びかけている。
ヤマト運輸によると、不審なメールは会員向けのサービス「お届け予定eメール」を装っており、件名と差出人アドレスが本物のメールと同じ表示になっている。しかし、本物のメールにはないZIP形式のファイルが添付されており、ファイルを開いた場合、パソコンが遠隔操作されてしまうウイルスに感染する恐れがあるという。
不審なメールが届くケースは先月29日朝から確認されており、1日午後5時半までに約1100件の問い合わせがあったという。誤って添付ファイルを開いてしまった被害例も数件あるということで、ヤマト運輸は警視庁などに被害を報告するとともに、添付ファイルを絶対に開かないよう注意を呼びかけている。