関東地方は大気の不安定な状態が続き、神奈川県や千葉県では局地的に１時間に８０ミリを超える猛烈な雨を観測した。

　１５日午後１時頃の横浜市港北区の映像には、道路が冠水し、車が通るたびに水しぶきが上がっている様子が捉えられた。さらに、横浜市の沿岸部みなとみらい地区では水がマンホールから勢いよく噴き出す様子も見られた。関東地方では大気の状態が不安定となり、横浜市では午後１時１５分までの１時間に８１ミリの猛烈な雨を観測している。

　また、千葉県市原市付近では午前１１時までの１時間に約１００ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表した。午前１１時頃の市原市役所近くでは、タイヤが半分、水に浸かるほど道路が冠水している様子が見られた。市原市内では床上浸水などの被害の通報が相次いだという。

　気象庁によると、関東の雨は次第に弱まっているものの引き続き警戒が必要。