相模原事件受け 福祉施設などに注意喚起
神奈川県相模原市の障害者福祉施設での殺傷事件を受けて、厚生労働省は、福祉施設などに対し、安全確保に努めるよう26日、改めて注意喚起した。
厚生労働省が26日、都道府県などを通じて全国の障害者や高齢者の施設や保育所に対して出した通知では、日中や夜間の防犯体制、職員間の連絡体制など緊急時の対応を適切に構築するほか、夜間には施設に鍵をかけるなど、防犯措置を徹底するよう求めている。
また、警察等との協力体制を作り、有事の際に迅速に通報できるようにすること、さらに、地域住民による不審者の発見などが防犯の強化にもつながるとして、入居者の家族やボランティア、地域住民などとの連携強化に努めることを求めている。