原爆投下ひと月の広島・長崎 旧ソ連が撮影
原爆投下直後の広島と長崎を、旧ソ連の調査団も撮影していたことが明らかになり、初めてその映像が公開された。
公開された映像は約5分で、原爆投下からひと月後の広島と長崎が映っている。今年6月、安倍首相を表敬訪問したロシア国家院の下院議長が寄贈したもので、旧ソ連が撮影した映像が公開されたのは、初めて。
広島平和記念資料館・加藤秀一副館長「被害受けているところと、被害を受けていないところの境を映したりしているところが、ソ連が映した狙いが推測できる。この映像があるということで、今後、ソ連が撮影した写真・映像が公開されるのを期待しています」
撮影時期は、1945年9月中旬以降とみられている。広島市では今後、市民への一般公開を検討している。