旧ソ連が行政府設置 北方領土で70年式典
北方領土に旧ソ連が行政府を設置してから70年を記念する式典が、北方領土の国後島と択捉島で開かれた。
国後島で5日に開かれた記念式典には、国後島と色丹島の住民約400人が参加し、歌や演劇などが披露された。
この式典は、旧ソ連が1946年6月5日に、北方領土に行政府を設置してから70年となったことを記念して、地元の行政府が主催したもの。同様の式典は択捉島でも行われたという。
式典は、北方領土は第二次世界大戦の結果、ロシアの領土になったと主張する狙いがあるものとみられる。