着陸失敗「事故の影響なかった」高校生死亡
神奈川県秦野市で着陸しようとしたドクターヘリが地面に接触しその後、搬送予定の高校生が死亡したことについて病院側は「事故による影響はなかった」とする調査結果をまとめた。
今月8日、秦野市のグラウンドで、東海大学医学部付属病院から派遣されたドクターヘリが、着陸直前に体勢を崩し尾翼が地面に接触した。ヘリは交通事故でケガをした男子高校生を病院に搬送する予定だったが、高校生は救急車で搬送され、交通事故から約6時間後に死亡した。
これについて病院側は「事故による影響はなかった」とする調査結果をまとめた。ヘリの医療クルーが到着してすぐに救急車の中で治療を開始していることなどが理由としている。
これを受け神奈川県などは、18日から東海大医学部付属病院のドクターヘリを再開することを決めた。