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マンション傾斜問題 販売元などに是正勧告

2016年8月27日 0:35

 神奈川・橫浜市都筑区の大型マンションが傾き、「杭」のデータが改ざんされていた問題で、横浜市は販売元の三井不動産レジデンシャルなどに対して、建築基準法に違反しているとして、是正勧告をした。

 この問題は、去年、横浜市都筑区のマンション「パークシティLaLa横浜」が傾き、建物を支える杭のデータが改ざんされていたことなどが明らかになったもの。

 横浜市は、このマンションが震度5強程度の地震によって一部の柱が損傷する可能性があるとして、建築基準法違反にあたるとして、販売元の「三井不動産レジデンシャル」と工事を請け負った「三井住友建設」に是正勧告を行った。

 一方、調査した結果、震度7の地震でも建物が倒壊する恐れはないため、直ちに退去する必要はないとしている。三井不動産レジデンシャルは、「横浜市からの勧告を踏まえ、区分所有者の皆さまのご意向を確認させていただきながら、引き続き誠心誠意、対応して参ります」とコメントしている。