土砂崩れで孤立、小学生が船で登校 羅臼町
先週、土砂崩れが起きた北海道羅臼町では、道路がふさがれて、孤立している地区の子どもたちが船での登校を始めた。
孤立している地区の子どもたちを乗せた船は29日午前8時すぎ、まちの中心部にある羅臼港に到着した。小学校は土砂崩れの後、臨時休校になっていて災害後、初めての登校。ただ波が高くなると船が欠航し、帰れなくなる可能性もある。
羅臼小学校・岡部臣也教頭「(帰れなくなった場合)親戚の家や学校に泊まってもらいたい」
一方、土砂崩れによって通行止めになっている道路は片側交互通行に向けて作業が進められているが、29日午前6時現在で土砂は半分ほど取り除かれたという。