岩手・岩泉町の小学校できょうから授業再開
台風10号で大きな被害を受けた岩手県岩泉町では、5日も孤立している住民の救出活動が続けられた。そして、6日、ようやく町内の一部の学校で授業が再開される。
台風12号の接近に備え、岩泉町内全域に出されていた「避難指示」は5日、台風が熱帯低気圧に変わったため「避難準備情報」に切り替えられた。
孤立している住民の救出は5日も続けられ、5日は岩泉町で3人、久慈市で11人の計14人が救出された。また、町内の沢で今月2日に発見された1人の遺体の身元が佐々木弘子さん(64)判明し、県内の犠牲者は5日午後4時現在で、16人。安否がわかっていないのは7人となっている。
災害から1週間となる6日は、休校が続いていた町内に17ある小中学校のうち8つの小学校で授業が再開されるほか、災害ボランティアの受け付けも再開される。