全日空B787引き返す、エンジン異常表示
30日午後、全日空国際線のボーイング787型機が、飛行中にエンジンの異常を示す表示が出たため、成田空港に引き返した。全日空が原因を調べている。
国土交通省などによると、30日午後1時ごろ、成田発インド・ムンバイ行きの全日空・ボーイング787が静岡県上空を飛行中、左エンジンの振動が高いことを示す表示が出たため、成田空港に引き返した。
全日空が所有するボーイング787をめぐっては、使われているロールス・ロイス社製のエンジンの部品「タービンブレード」に塗料不足による腐食が見つかり、交換作業が進められている。
全日空によると、こうした一連のエンジンの不具合の原因とは異なるということだが、現在、原因を調べている。