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【台風10号】これまでの主な被害まとめ

2016年9月1日 18:11
【台風10号】これまでの主な被害まとめ

 これまでにわかっている台風10号の主な被害は以下の通り。

【岩手】11人の死亡が確認されている

 岩泉町では、氾濫した小本川沿いに建つ高齢者グループホームで、70代以上とみられる入所者男女9人の遺体が見つかった。同じく小本川沿いでは、70代の男性の遺体が発見されている。

 このほか、岩泉町では18人と連絡が取れない状態で、安否の確認が進められている。

 久慈市では、土砂に巻き込まれたとみられる89歳の女性が死亡した。

 岩手県によると、道路の冠水や土砂崩れなどにより、岩泉町、久慈市、宮古市で計約1100人が孤立状態となっている。

【北海道】車に乗っていた男性3人が行方不明となっている。

 1日、相次いで車が発見された。大樹町のヌビナイ川で見つかった車は、行方不明の鈴木洋平さんのものだったが、中に人は乗っていなかった。清水町のペケレベツ川でも車が見つかったが、中に人は乗っていなかった。行方不明の70代男性が乗っていた可能性が高いという。

 一方、新得町でも1台の車が見つかったが、行方不明となっている男性の車ではなかったという。