大雨特別警報の福岡県久留米市 避難所49か所設置、午前9時時点で196世帯334人が避難 自分の身を守る行動を
九州北部地方では、これまでに経験したことのないような大雨になっています。気象庁は福岡県に続き、大分県にも「警戒レベル5」にあたる大雨特別警報を発表しました。災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況で、ただちに命を守る行動をとるように呼びかけています。
大雨特別警報が出ている福岡県久留米市から中継です。
久留米市は現在、雨はほとんど降っていません。ですが未明から降り続いた雨の影響で道路には現在も水がたまっている状態です。
久留米市の耳納山では、午前9時15分までの1時間に、観測史上最大となる91.5ミリの雨が降りました。
そして久留米市には現在、大雨特別警報、そして警戒レベル5となる緊急安全確保が発令されています。
久留米市によりますと、市内には現在49か所の避難所が開設されており、午前9時時点で196世帯334人が避難しているということです。
私たちも警報や緊急安全確保が発令される前に周辺での取材を少し行っていましたが道路が冠水している場所もあり、車が通るたびに激しく水しぶきが上がっていました。
現在は、われわれが取材をしていた時よりもさらに危険な状態になっていることが予想されます。
不要不急の外出を控え、危険な場所には絶対に立ち寄らず、自分の身を守る行動を心掛けてください。