台風13号 沖縄でフェリーや空の便が欠航
6日、新たに沖縄付近で台風13号が発生した。現在、台風の強風域に入っている那覇市から中継。
沖縄県内で、ケガ人や停電などの被害の情報はまだないが、6日午後2時半すぎには、那覇市で31.3メートルの最大瞬間風速を観測した。沖縄本島地方の沿岸は、うねりを伴ってしけており、7日にかけて最大で高さ6メートルの波が予想されている。
海が荒れている影響で、沖縄本島と周辺の離島を結ぶフェリーは、6日朝から軒並み欠航している。また、空の便も、那覇空港と県内の離島を結ぶ便を中心に、一部で遅れや欠航が生じていて、住民や観光客らの移動にも影響が出始めている。
台風は速度を上げながら、6日夜にかけて沖縄本島地方に最も接近する見通しで、この後、雨や風が急速に強まるおそれもある。6日になって発生した台風で、家屋などの強風対策が間に合っていないケースも考えられ、厳重な警戒が必要。