前線に湿った空気が流れ込んだ影響で、７日未明から関東で激しい雨が降り、群馬県では土砂崩れなどの被害が出ている。

　群馬県の渋川市や東吾妻町付近では７日未明、１時間に１００ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、この雨で渋川市内の複数の場所で土砂崩れなどが起き、道路が通行止めになっているという。また、渋川市によると、市内で床上浸水被害が６棟、床下浸水が２棟出ているほか、道路の冠水なども起きている。また、雨量が規制値を超えたため、ＪＲの上越線と吾妻線が午前９時半現在、一部区間で運転を見合わせている。

　一方、茨城県つくば市も午前９時頃、雷雨に見舞われた。関東はこのあと日中も大気の状態が不安定で、非常に激しい雨が降る恐れがあり、引き続き警戒が必要。