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「専門店のコッペパン」を食べてみました

2016年9月14日 16:30
「専門店のコッペパン」を食べてみました

 給食で定番だったコッペパン。そんな思い出の味が今、人気だといいます。進化したコッペパンのヒミツを奥村莉子ちゃんが取材しました。


■「パンにこだわり」 吉田パン ルミネ北千住店

 ここはコッペパンだけを売る専門店。メニューを見ると「あんマーガリン」「チョコレート」「そぼろレンコン」などがあります。この中から莉子ちゃんが選んだのは人気の「きなこ&ピーナッツ」です。

 莉子ちゃん「きなことピーナツの香ばしい味がしっかりしています。生地がこんなに分厚いので満足感も大きいですよね」

 分厚くて大きなコッペパンは、横幅20センチ、縦10センチ!パンの味についてお客さんに聞いてみると―

 お客さん「(Q:こちらのお店はよく利用されるんですか?)よく来ます。パンがしっとりしていて、もちもちしていておいしいです」

 このお店の一番の特徴は、パン自体の“おいしさ”。コッペパンが作られているのは、亀有の本店にある工場です。お店が特にこだわったのがテイクアウトするお客さんのために「冷めてもおいしいパン」を作ることだそう。

 試行錯誤の結果、普通よりも長い時間、発酵・熟成させることで冷めても、フワフワでおいしいパンが完成したといいます。コッペパンだけを作り、コッペパンだけ販売する専門店として、その味をとことん追求しているんです。


■「具材が選べる」 コッペこぱん(東京・世田谷区)

 こだわりのお店は、東京・世田谷区にもありました。何にこだわっているかというと―

 莉子ちゃん「見てください!たくさんのメニューがあります」

 この専門店では、40種類近くもある具材が自由に選べます。メニューは「メンチカツ」や「ナポリタン」などの定番のほか、メキシコの「チリタコス」やトルコの「サバサンド」といった多国籍な組み合わせのものまで。さらに…

 莉子ちゃん「あっ!ガパオがあります。すごい!タイ料理まであるんですね」

 パンにレタスとガパオ、さらにパプリカとタマゴをのせれば「ガパオコッペパン」の完成です。

 具材は、ほとんどが店の手作り。冷めてもパンに合うように、少し濃いめに味付けするなど、何度も試作を繰り返してメニュー開発をしているんだそう。しかし、コッペパンにタイ料理って合うのでしょうか?実は、コッペパン自体がシンプルなパンなので、どんな具材とも相性が良いんだそうです。

 莉子ちゃん「野菜もシャキシャキなんですけど、鶏肉もナンプラーの味がしっかりとしていて、いいアクセントになっています」

 なつかしい響きのあるコッペパン。今、昔の面影を残しつつも、新たな魅力が生まれていました。