千葉の老人ホームで「O-157」集団感染
千葉県市川市の有料老人ホームで、入居者ら30人が病原性大腸菌「O-157」に集団感染した。このうち男女3人が重症。
病原性大腸菌「O-157」の集団感染が起きたのは、市川市の介護付き有料老人ホーム「ウエルピア市川」。
千葉県によると、入居者など50代から90代の男女30人が下痢などの症状を訴えていて、いずれの患者も、22日に老人ホーム内の給食施設から同じ食事が提供されていたことが分かった。
患者の便からは「O-157」が検出されていて、患者30人のうち91歳の男性と、89歳と94歳の女性の計3人が重症、この3人を含む21人が今も入院中。
保健所は、「O-157」による集団食中毒とみて、給食施設の営業を3日間停止し、感染経路などを調べている。