都内でディープな“沖縄”体験!?
子どもたちの夏休みも終わりに近づいていますが、この夏、旅行に行ってないという人も…そんな人におすすめなのが“沖縄旅行”。実は、東京の杉並区に沖縄気分を堪能できる商店街があるのだとか。どんなところなのか奥村莉子ちゃんが調べてきてくれました。
■そこは“リトル沖縄”
代田橋駅を出て、甲州街道を渡ったさらにその先で発見したのは、沖縄色に彩られた商店街の入り口。沖縄のお菓子や調味料などを扱う小売店へ訪れると、沖縄では定番の名物アイス“ブルーシールアイス”がおすすめメニューでした。
他にも沖縄そば専門店や、沖縄野菜をとりそろえている青果店などがあり、まさに“リトル沖縄”です。
■“変貌”のワケ
いったいなぜ代田橋で沖縄なのでしょうか。商店街の会長も務める青果店のご主人によると――
「(ここは)15年くらい前にシャッター通りというね。そういうところに沖縄の飲食店とかとりいれたわけですよ」
商店街に客を呼ぶべく、“沖縄タウン”へ。現地の人と関係を築き、今や本場・沖縄と変わらない品ぞろえや味にこだわった街へと変貌したそうです。
■観光地じゃない“ディープな沖縄”
ただの町おこしとは思えぬほど沖縄色に染まったディープな路地も。そこには、沖縄生まれのご主人が営む三線(さんしん)のお店がありました。都内には少なく、販売から修理、そしてレッスンも行っているとのこと。半日レッスンすれば弾けるようになる人は多いそうです。
さらに路地の一番奥には、若い人たちでにぎわう飲食店を発見。人気メニューは海ぶどう丼で、独自のルートで沖縄から直送するちゅら海マグロや、やこう貝、シチューマチと呼ばれる魚など沖縄の魚介がたっぷりです。こちらの店長は、自身も客としてこの街に通い、他にはない魅力に取り付かれて8年前にお店をオープンしました。店長はこう話します。
「観光地じゃないディープな沖縄に行った感じを楽しめるんじゃないかと」
東京でディープな沖縄を体験するなら、この街がうってつけです。