小学校給食でアレルギー 脱脂粉乳が原因か
神奈川県横浜市の13の市立小学校で28日、給食を食べた児童17人がアレルギー症状を訴え、うち2人が救急搬送された。給食で出たコロッケに脱脂粉乳が使われていたことが原因とみられ、市は原因を調査している。
横浜市によると、28日午後、市内の小学校13校で給食を食べた児童17人が、体のかゆみや発疹などのアレルギー症状を訴えた。このうち2人が救急搬送されたということだが、その後、全員、症状は治まったという。
市が調査したところ、給食で出されたコロッケに、本来使用しないと説明されていた脱脂粉乳が誤って使用されていたことが原因とみられるということで、市は、コロッケの製造業者に脱脂粉乳が使用された経緯を聞き取り、原因を調べている。
市は「本来安全であるべき給食で事故が起こってしまい申し訳ない。再発防止につとめる」としている。