“地下空間”安全性は…専門家会議を再設置
築地市場の移転先の豊洲市場で、土壌汚染対策の「盛り土」が行われていなかった問題。東京都が16日、問題となっている地下空間を報道陣に初めて公開した。
青果棟の床には水が10センチ以上たまっていて、かなり湿気が多く、天井も結露していた。一方で水産卸売場棟や水産仲卸売場棟では、水は2センチ程度だったが、泥が堆積していた。
東京都は、盛り土を行わず空間にしたことの安全性を再検証するため、専門家会議を16日に再度設置した。座長を務める放送大学・和歌山学習センターの平田建正所長らは17日に会見を行い、これまでの経緯や地下空間の現状について説明するとみられる。