交通事故「7歳突出のワケ」と「対策法」
子どもの交通事故を減らそうと、全国一斉に通学路での取り締まりが23日に行われた。実は歩行中の交通事故で死亡したりケガをしたりした人の数を年齢別に見ると「7歳」が突出していて、去年1年間で1462人となっている。なぜなのか?
小学校入学前は保護者が一緒に歩いているが、小学校に行くと子どもだけで登下校したり、1人で友達の家に遊びに行ったりすることが増える。1人で危険に気づかないので、事故に巻き込まれやすい。
8歳になると、なにが危険かを経験で覚えるので、事故が減るとみられている。そのため、7歳の事故を減らす対策が必要となる。
この統計を取った交通事故総合分析センターは、小学校入学前に家の周りの道路を学んでおくことを呼びかけている。通学路や公園までの道のりで1人でも安全に行動できるよう、入学前に時間をかけて保護者が一緒に歩いて学ぶことだ。
日頃の積み重ねで事故をくい止められるかもしれない。