事故後初めて海中のガレキ回収作業 福島
福島第一原発の事故以降、試験的な漁も行われていない原発20キロ圏内の海域で、26日から海の中のガレキの撤去が始まった。
26日から始まったのは、海の中にあるガレキの回収作業。福島第一原発から20キロ圏内の海域で事故の後、初めて行われた。
今回、回収が始まるのは、第一原発を中心として5キロから20キロ圏内の海域。この海域ではいまだに試験的な漁が認められておらず、津波で出たガレキが海底に残されたまま。この海域での試験操業開始を目指して、26日は、相馬双葉漁協に所属する32隻の漁船が、流木や刺し網などのガレキを回収した。
27日からは、いわき市漁協でもガレキの回収を始める予定で、作業は来年2月まで続く。