台風18号 長野で宿泊客ら39人孤立
5日夜、温帯低気圧に変わった台風18号の影響で、各地で住宅が壊れたり、木が倒れたりするなどの被害が出た。長野・安曇野市では温泉に通じる県道が倒木のため通行止めとなり、旅館の宿泊客など39人が孤立した状態となっている。
5日午後10時ごろ、安曇野市穂高有明の中房温泉に通じる県道・槍ヶ岳矢村線では、強風によって木がなぎ倒され、道をふさいだ。県道の先には温泉旅館1軒があり、宿泊客と従業員、計39人が今も孤立した状態となっている。
倒木は約20本で200メートルにわたっているという。県は6日中に通行できるよう撤去作業を始めている。