ドローンを救助に 東京消防庁が実証実験
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川の氾濫や土砂崩れなどの災害現場を想定し、小型無人機・ドローンで人を発見して救助する実験を、東京消防庁が行った。
実験は、川の中でがれきや倒木に囲まれて浮かんでいる人が助けを求めている想定で行われた。救助隊員が近づけないため、ドローンを上空に飛ばし、搭載されたカメラの映像を見ながら位置を特定。その後、上空から浮輪を落とし、救助した。
浮輪は水に触れると自動的に膨らむもので、発信器がついているため、正確な位置を把握できるという。東京消防庁は今後、上空から人の体温を感知するセンサーをドローンに搭載し、耐水性などを改善した上で、2020年までに導入したいとしている。