外国人用“救急ボード”を作製 東京消防庁
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2020年の東京オリンピックを見すえ、東京消防庁は日本語がわからない外国人が、イラストを見ながら症状を訴えることができる「救急用コミュニケーション支援ボード」をつくった。
「救急用コミュニケーション支援ボード」は、日本語で会話ができない外国人がケガなどをした際にイラストを見て症状を訴えるためのもの。ボードのおもて面には、「痛い」「苦しい」などの症状がイラストで描かれ、英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語の5か国語でも表現されている。
東京消防庁の管内では去年、約9800人の外国人が救急搬送されていて、このボードは来月から運用されるという。