訪日外国人 上半期で1171万人に
今年上半期に日本を訪れた外国人旅行者の数が1171万人にのぼり、過去最高のペースで1000万人を突破した。
観光庁によると、今年6月の訪日外国人旅行者は約199万人で、今年上半期の合計では1171万人を超えた。半年で1000万人超えは過去最高のペースで、去年の上半期の合計を28%上回っている。
一方、今年4月から3か月間での訪日外国人の消費額は1人当たり平均約16万円と、前年同期比9.9%マイナスとなった。これは、去年に比べて為替レートが円高に振れていることに加え、中国人の消費動向が時計やカメラなどの高額商品から化粧品や香水などの消耗品にシフトしていることが原因だという。