連携強化めざし 警視庁などが水難救助訓練
津波や大規模な水害が発生した際に各県の警察が連携して救助活動を行えるよう、13日、警視庁や千葉県警などによる合同訓練が行われた。
この訓練は、大地震によって発生した津波や、大雨による水害などで川や海に流された人を救助する想定で、東京湾で行われた。13日の訓練には、警視庁のほか、千葉県警・静岡県警などの水難救助隊が参加して、水面で助けを待つ人をロープでつなぎ桟橋まで救助をしたり、10人の隊員が横一列に潜水し、ほとんど視界がない水中の行方不明者を捜索したりする訓練が行われた。
警視庁災害対策課特殊救助隊・間彦滋夫隊長「水の中では会話ができません。よって合図やお互いの信頼感が一番、効果が上がったと思います」
警視庁はこうした訓練を通して災害時の水難救助の連携や技術を強化していきたいとしている。