多摩川に津波の想定、警視庁などが救助訓練
防災の日の1日、首都直下型地震によって川に津波が押し寄せた想定で、警視庁などが救助訓練を行った。
東京・大田区の多摩川で行われた1日の訓練は、首都直下型地震で発生した津波が川に押し寄せたという想定で行われた。訓練には、多摩川を挟んだ警視庁と神奈川県警、また東京消防庁などから約60人が参加し、水位が上がって中州に取り残された人をヘリコプターでつり上げたり、ボートで救助したりする訓練などが行われた。
警視庁田園調布署・近藤潔署長「災害時には人命救助第一ということで、我々も技量を上げていきたい」
警視庁はこうした訓練を通して、災害時の他の機関との連携を強化したいとしている。