【独自】天皇陛下 6年前に退位の意向表明
天皇陛下の「生前退位」を議論する有識者会議が17日から始まるが、陛下は6年前に退位の意向を周囲に表明し、その後、「平成30年までは頑張りますか」と、退位の時期まで示唆されていたことが明らかになった。
関係者によると、天皇陛下が相談役である『参与』を集めた『参与会議』で初めて生前退位の意向を示されたのは、6年前の2010年7月。
この会議の冒頭、「80歳になるまでは天皇を務めるが、高齢化の影響で務めを果たすのが難しくなる前に皇太子に『譲位』したい」と、自ら切り出されたという。驚いた出席者たちが『摂政』での対応を提案すると、『務めを果たしてこその天皇』という考えから、「摂政では駄目なんだ」と強く否定されたという。
また、しばらく後の会議では、「それでは平成30年までは頑張りますか」と、具体的な時期を示唆される場面もあったという。
さらに、去年4月の参与らの会議で、宮内庁側が「生前退位」の意向表明に盛り込む内容を箇条書きにした文案を提示し、ビデオメッセージの形にするアイデアが出されていたこともわかった。