震源付近、去年から年末に有感地震相次ぐ
21日午後2時すぎ、鳥取県湯梨浜町などで震度6弱を観測する強い地震があった。この地震による津波の心配はないが、その後も地震が続いており、気象庁は強い揺れに注意を呼びかけている。
気象庁によると、午後2時7分ごろ、鳥取県を震源とする地震があり、震度6弱を鳥取県倉吉市、湯梨浜町、北栄町で観測した。また、震度5強の揺れを鳥取東部、岡山北部、震度5弱を鳥取西部、島根隠岐で観測している。
この地震の震源地は鳥取県中部。震源の深さは10キロ。地震の規模を示すマグニチュードは6.6と推定される。この地震による津波の心配はない。気象庁は、今後も強い地震が発生するおそれがあるとして、注意を呼びかけている。
気象庁は午後3時40分から会見を行い、地震のメカニズムや防災上の注意点などを説明することにしている。
気象庁によると、今回の震源付近は去年10月中旬から年末にかけても、最大震度4の地震をはじめとする体に感じる地震が相次いで起きていた。21日も、午後0時12分ごろに北栄町で震度4を観測する地震が起きていた。