地震調査委“未発見の断層ずれ動いた”
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21日に鳥取県中部で起きた地震について、政府の地震調査委員会は、これまで見つかっていなかった断層がずれ動いてこの地震を引き起こしたとする見解をまとめた。
22日に臨時で開かれた地震調査委員会には、各研究機関などから調査結果が報告され、倉吉市付近にある北北西から南南東方向にのびる、長さが約10キロの断層がずれ動き、地震を引き起こしたとする見解をまとめた。
しかし、地震調査委員会によると、この断層はこれまでに見つかっていないものだという。
今年4月の熊本地震では、まわりの断層に連鎖する形で地震活動が活発化したが、今のところ、こうした動きは確認できていないという。
しかし、鳥取県では、過去に規模が大きい地震が起きた際に似たような規模の地震が続けて起きた事例も複数あることから、地震調査委員会は、今後も規模の大きな地震発生に十分注意してほしいとしている。