冷凍メンチ O-157原因の食中毒と断定
神奈川県平塚市にある食肉販売会社の冷凍メンチカツを食べた21人が腹痛などを訴え病原性大腸菌「O-157」が検出された問題で、神奈川県はO-157が原因の食中毒と断定した。
この問題は先月、平塚市の食肉販売会社「肉の石川」の冷凍食品「和牛・相模豚メンチ肉の石川」を食べた男女21人が腹痛や下痢などの症状を訴えたもので、このうち8歳の男の子と女の子が入院し手当てを受けている。症状を訴えている21人と販売前の同じ冷凍商品からもO-157が検出されたことなどから、神奈川県はO-157が原因の食中毒と断定した。
商品は静岡県にある「タケフーズ株式会社」が製造し、O-157が検出されたのは賞味期限が来年2月26日のもので、神奈川県と千葉県のイトーヨーカドー26店舗で販売されていた。イトーヨーカドーは、賞味期限が異なるものを含め、同じ冷凍メンチカツ全ての自主回収を進めている。