気象衛星ひまわり９号を載せたＨ２Ａロケット３１号機が２日午後３時過ぎ、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。打ち上げは成功した模様。

　Ｈ２Ａロケット３１号機は、２日午後３時２０分に打ち上げられた。順調に飛行を続けたロケットは約３０分後に気象衛星ひまわり９号を切り離した。

　ひまわり９号は、現在運用中の８号と同型の予備機。衛星画像をカラーで見ることができ、台風や集中豪雨をもたらす雲の動きを以前より詳しく予測できる。

　運用開始は２０２２年だが、それまでは８号が不具合を起こしたときに備える。ＪＡＸＡ（＝宇宙航空研究開発機構）などはこの後、会見を開き、打ち上げが成功したかなどを正式に発表する予定。