阿蘇山噴火 噴煙の高さ1万1000mに
気象庁によると、阿蘇山の噴火直後の8日午前2時20分、気象衛星ひまわり8号の観測で、噴煙の高さが1万1000メートルまで達していたことが分かった。
この噴火で大量の火山灰が噴き上げられ、阿蘇山周辺の広範囲で、火山灰が降っている。
火山灰は、阿蘇中岳第1火口から北東方向に流され、気象庁が発表した降灰予報によると、視界が不良となり、車の運転が危険になる多量の降灰が予想されているのは、熊本県の阿蘇市、南小国町、産山村、高森町、南阿蘇村、大分県竹田市。
また、最も離れた所では、朝には兵庫県の南あわじ市まで少量の降灰の可能性があるという。