翁長知事 トランプ氏の基地問題対応に期待
沖縄県の翁長知事は、アメリカ軍の基地問題へのトランプ氏の対応に期待感を示すとともに、来年にもトランプ氏との面談を実現したい考えを明らかにした。
翁長知事「日本、そして沖縄の基地問題等に対して、実際にどのような対応をとるか、期待しつつ注視していきたい。(日本政府は)『辺野古が唯一』と、(沖縄県側が)ありとあらゆる手段を駆使して造らせないと、(政府と県が)こう着状態。私どもの意見も聞いていただいて、その中でどのように判断するかという事については、沖縄県側からすると期待をしたい」
翁長知事はトランプ氏に送る祝電で、直接の面談を申し込むとともに、来年2月にも訪米し、トランプ氏を含む政府高官とアメリカ軍普天間基地の移設問題などについて、話し合いたい考えを示した。
一方、街の声は。
街の人「基地は減る可能性があるんじゃないですか。それはいい事だと思います。混乱する可能性はあるけど、それはそれでいいのかもしれない」「選挙前の言う通りやってくれるなら、沖縄から基地がなくなると思うのでその点は歓迎ですね」
沖縄の政界も県民も、トランプ氏の今後の出方に注目している。