爆発物処理班160人 警視庁が技能大会
警視庁は9日、爆発物などの処理技能を競う大会を行った。
東京・立川市で行われた9日の競技会には、警視庁機動隊の爆発物処理班およそ160人が参加した。
競技会では、X線で不審物の中身を解析したり、マジックハンドで不審物を収納したりする技能のほか、核や生物・化学兵器によるテロが発生したという設定で、化学防護服を装着しての現場の状況確認や救助の正確さなどを競った。
世界各地でテロが相次ぐ中、警視庁は、4年後の東京オリンピックなどに備え、機動隊のテロ対応能力を高めていきたいとしている。