アメリカ・ニューヨークの中心部で爆発があり２９人がケガをした事件で爆発が起きた現場と、その付近で見つかった不審物の発見現場の２つの防犯カメラに同一人物とみられる男が映っていることがわかった。

　この事件は１７日夜、マンハッタン・チェルシー地区の通り沿いにあったゴミ箱で爆発があり２９人がケガをしたもの。

　この爆発があった現場の近くでは、圧力鍋に携帯電話を取り付けたような不審物が見つかっている。警察が防犯カメラの映像を調べたところ、２つの現場に同一人物とみられる男が映っていたことが新たにわかった。男の身元や爆発に関係しているかどうかはわかっていないという。

　一方、ニューヨーク郊外・ニュージャージー州の駅近くでは、１８日夜に新たな不審物が見つかった。ＮＢＣテレビによると、見つかった不審物は、１７日に同じニュージャージー州のマラソン大会のコース脇で爆発したパイプ爆弾に外見がよく似ているという。この不審物が実際に爆発物であるかどうかはまだわかっていない。

　警察は現場付近の鉄道の運行を止め捜査を続けている。