自動運転バスが公道に…国内初の実験 秋田
国家戦略特区に指定されている秋田県仙北市で、自動運転の電動バスが公道を走る国内で初めての実験が行われた。
実験で使われたのはフランス製の車両「ロボットシャトル」。電気で動き、最大12人まで乗ることができる。運転席はない。
実験は、秋田県内有数の観光地・田沢湖の周りを走る県道の一部を封鎖して行われた。片道400メートルを時速およそ10キロで走行し、山本幸三地方創生担当相や地元の住民が乗り心地を確かめた。
自動運転の電動バスが公道を走る実験は国内では初めて。
山本幸三担当相「本当不思議な感じ。これからの技術として、大いに発展してもらいたい。そうすると社会ががらっと変わると思う」
秋田県仙北市では、観光客や市民の足として2020年までの実用化を目指したいと話している。