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気象庁が津波関連の変更 宮城にも津波警報

2016年11月22日 8:09

 22日午前8時9分、気象庁は津波関連の変更を発表した。

津波注意報から津波警報に変わったのは、
宮城県(第1波の到達を確認/3m予想)。
津波警報が出ているのは、
福島県(第1波の到達を確認/3m予想)。

津波警報発表の地域では被害発生のおそれ。

沿岸部や川沿いにいる人はただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難を。


津波注意報が出ているのは、
青森太平洋沿岸(津波到達中と推測/1m予想)、
岩手県(第1波の到達を確認/1m予想)、
茨城県(第1波の到達を確認/1m予想)、
千葉九十九里・外房(第1波の到達を確認/1m予想)、
千葉内房(第1波の到達を確認/1m予想)、
伊豆諸島(第1波の到達を確認/1m予想)。

場所によっては津波の高さが「予想される津波の高さ」より高くなる可能性がある。

警報が発表された沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難を。
到達予想時刻は、予報区のなかで最も早く津波が到達する時刻であり、場所によっては、この時刻よりもかなり遅れて津波が襲ってくることがある。
到達予想時刻から津波が最も高くなるまでに数時間以上かかることがあるため、観測された津波の高さにかかわらず、警報が解除されるまで安全な場所から離れないこと。


震源地は福島県沖。震源の深さは30キロ。地震の規模を示すマグニチュードは7.4と推定。

[参考]
[予想される津波の高さの解説]
予想される津波が高いほど、より甚大な被害が生じます。
10m超  巨大な津波が襲い壊滅的な被害が生じる。木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれる。
10m   巨大な津波が襲い甚大な被害が生じる。木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれる。
 5m   津波が襲い甚大な被害が生じる。木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれる。
 3m   標高の低いところでは津波が襲い被害が生じる。木造家屋で浸水被害が発生し、人は津波による流れに巻き込まれる。
 1m   海の中では人は速い流れに巻き込まれる。養殖いかだが流失し小型船舶が転覆する。