五輪ボート会場見直し 宮城・長沼を断念へ
2020年東京オリンピック・パラリンピックの競技会場計画の見直し問題で、ボート・カヌーについては宮城県長沼ボート場での開催は見送られる方向になったことがわかった。
2020年大会のボートとカヌー会場をめぐっては、東京都が東京臨海部の海の森水上競技場からの変更を含む見直し案を提案し、東京都、IOC、組織委員会、政府の4者で協議が続けられてきた。その後の関係者への取材で長沼ボート場での開催を見送り、従来通り海の森水上競技場で開催する方向になっていることがわかった。
一方、バレーボール会場については、有明アリーナから横浜アリーナへの変更などが提案されているが、これについては、国際競技連盟が来日し現地を視察した上で決めることにしている。
最終案は、29日の4者のトップ級会談でまとまることになる。