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岩手県内で2012年以来の鳥インフル陽性

2016年11月24日 21:18
岩手県内で2012年以来の鳥インフル陽性

 岩手県盛岡市の池で発見された“ハクチョウの死がい”について、簡易検査の結果、鳥インフルエンザの陽性反応が出た。

 岩手県盛岡市・高松の池の遊歩道沿いの岸で、ハクチョウの死がいが見つかった。23日午後1時頃に回収され、検査機関に送られた。死んでいたのはオオハクチョウで、簡易検査の結果、「A型鳥インフルエンザ」の陽性反応が出た。このため、環境省では回収地点の周辺10キロ圏内を監視重点地区に指定した。

 「A型鳥インフルエンザ」のウイルスの中には、ニワトリなどの致死率が高い高病原性のものもあり、岩手県は、確定検査のため24日、検体を北海道大学に送った。

 岩手県自然保護課・清水一夫総括課長「国内での人への感染例はないが、野鳥など素手で触らないようにお願いします。同じ場所でたくさんの野鳥が死んでいた場合、最寄りの振興局や保健所にすぐに知らせてほしい」

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