「三菱電機」元社員、長時間労働で労災認定
大手電機メーカーの元男性社員が、長時間労働で精神疾患になったとして労災認定されていたことがわかった。
元社員「国が三菱電機の残業隠しを認めたということで、自分の尊厳が取り戻せたのではないかと思っている」
労災認定されたのは、「三菱電機」の元社員の31歳の男性。男性は、上司から1か月の残業時間を40時間以内に抑えて記録するよう指示されていて、残業時間が160時間を上回ったにもかかわらず勤務表に59時間と書いた月もあったと話している。
男性は、長時間労働で精神疾患になり、その休養が原因で解雇されていて、今後、撤回を求めていきたいと話している。
三菱電機は「労働基準監督署の判断を確認した上で対応を考えます」としている。