東京オリンピック・パラリンピックのバレーボールの会場の見直しについて、横浜市の林市長が横浜アリーナでの開催は難しいという認識を初めて示した。

　バレーボール会場について、「有明アリーナ」と「横浜アリーナ」のどちらになるのか先月の４者協議で結論が先送りされている。ただバレーボールなど多くの競技団体は「有明アリーナ」の新設を強く求めていることから横浜市は、文書を都に提出し競技団体の意向を重視するよう求めている。

　林文子横浜市長「競技団体の方のご理解を得て、競技を開催するべきだと思います。（横浜アリーナ開催は）難しいんじゃないかというのが、私の率直な感想です」

　横浜市の林文子市長は７日の定例記者会見でこのように述べ、競技団体が有明アリーナを希望していることなどから、横浜アリーナでの開催は難しいという認識を初めて示した。

　バレーボール会場について東京都の小池知事は、クリスマス前までに結論を出したいとしている。