第一三共開発の新型コロナワクチン、製造販売を承認 国内メーカー開発の承認は初
国内の製薬会社・第一三共が開発した新型コロナウイルスのワクチンの製造販売が承認されました。日本の製薬会社が開発した新型コロナワクチンの承認は初めてです。
第一三共は同社が開発した新型コロナウイルスのワクチン「ダイチロナ」について、製造販売の承認を得られたと発表しました。
ファイザーやモデルナと同じメッセンジャーRNAワクチンで、3回目以降の追加接種用、18歳以上が対象です。日本の製薬会社が開発した新型コロナワクチンが承認されるのは今回が初めてです。
厚生労働省は、秋以降の追加接種ではオミクロン株のXBB系統対応のワクチンを使う方針で、第一三共は、今回承認されたワクチンは供給せずに、XBB系統に対応するワクチンの開発を急ぎ、今後、改めて承認を得た上で、年内にも供給したいとしています。