青森県弘前市の小学校でねまり相撲の大会が開かれ、熱のこもった取り組みに大きな歓声が上がっていた。

　ねまり相撲の大会を開いたのは弘前市の西小学校。全校児童１６６人が参加し学年ごとに個人戦を行った。ねまり相撲は弘前藩が冬場の武士の鍛錬に行っていたもので、今は遊びとして受け継がれている。はっけよいの合図で取り組みが始まり、子どもたちは立ち合いで勝負を決めたり、豪快な投げ技を見せるなど熱戦を繰り広げた。

　６年生女子の決勝には１年生の時から負け知らずの女の子が勝ち進み、見事に６連覇を達成した。

　ねまり相撲は冬場の体力作りも兼ねてこれから市内各地で大会が開かれる。