オスプレイ事故 防衛副大臣に名護市長抗議
沖縄県名護市の海岸で起きたアメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」の不時着事故で、若宮防衛副大臣が稲嶺名護市長と面談し、市長は強く抗議した。
名護市・稲嶺市長「あれだけ機体はバラバラになっていて、我々素人としては墜落じゃないか」
稲嶺市長は事故に強く抗議して普天間基地の辺野古移設断念を求め、若宮副大臣は陳謝した。一方、防衛省側からは、事故当日の深夜、普天間基地で胴体着陸した別のオスプレイは事故機の救助活動を支援した機体だったことが明らかにされた。
事故現場の海岸では、16日朝もアメリカ軍兵士らが小型ボートを出し、破片を回収しているが、大きな残骸は手つかずの状態。
発生の翌朝、海中で大破した機体を撮影した写真家の牧志治さんは、「(海に)入って行ったら機体の壊れた状態、目を覆うばかりの惨状でした。ハッキリ言えばあれは明らかに墜落」と事故の衝撃を証言した。