インフルエンザ 今月末から来月がピークか
今月8日までの一週間のインフルエンザ患者数の推計が、前の週より約22万人増え、流行が徐々に広がっている。
厚生労働省によると、今月8日までの一週間に全国から報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり、平均10.58人と10人を超えた。これをもとに推計した患者数は、約81万人で、前の週の59万人を上回り、流行が徐々に拡大している。特に、岐阜県、秋田県、愛知県などで患者が多くなっている。
今シーズンは、患者数の増加は緩やかだということだが、今週、学校が新学期を迎えた地域も多く、感染の拡大が予想される。流行のピークは今月末から来月にかけてとみられていて、厚労省は、手洗いの徹底などを呼びかけている。