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インフルエンザ拡大 患者数は推計10万人

2016年12月2日 19:18
インフルエンザ拡大 患者数は推計10万人

 インフルエンザの流行が広がっている。厚生労働省によると、先月21日からの1週間にインフルエンザで医療機関を受診した患者数は、前の週よりも約3万人増え、10万人と推計されている。

 厚労省によると、先月21日からの1週間に報告された1医療機関あたりの患者数は、全国平均で1.79人で、前の週の1.38人から、さらに流行が広がっている。

 都道府県別では、沖縄が9.09人で一番多く、次いで、栃木、福井、岩手となっていて、38の都道府県で増えている。全国で医療機関を受診した患者は、前の週より3万人多い約10万人と推計されている。

 今年の流行の主流は、子供やお年寄りが重症化しやすいA香港型とみられ、特にお年寄りは肺炎を引き起こしやすいのが特徴。