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阪神・淡路大震災から22年…鎮魂の祈り

2017年1月17日 6:39
阪神・淡路大震災から22年…鎮魂の祈り

 6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災から17日で22年。追悼会場がある兵庫・神戸市から中継。

 神戸市の中心部にある追悼会場を訪れた人たちは、約7000本の竹灯籠の前で静かに手を合わせ、この22年の月日に思いをはせた。地震発生時刻の午前5時46分を迎え、会場は鎮魂の祈りに包まれた。

 追悼に訪れた人「22年たってもきのうみたいなことですからね。毎年、追悼というか、安らかにという気持ちですね」「ここに来たら、奮い立たせられる。生かされているという気持ちになれる。がんばれる」

 今年、竹灯籠で描く文字に震災が起きた年の「1995」の数字が新たに加わった。

 震災から22年が経過し、神戸市民でさえ震災の年を正確に答えられない人が増えているのも現実。追悼行事には、若い世代に伝えていく役割もこれまで以上に求められている。